桑田泉プロのクォーター理論の基本中の基本の考えとなっているのが今回のS2とよばれるレベルのスイングです。
小さな振り幅からスイングを作っていくという非常に理にかなった理論で、腰からインパクトまでの4分の1の範囲がスイングの全てを決めるという桑田プロによる教えです。
正しい下半身の使い方を始め、桑田流の理想的なスイングを身につけるためには今回のS2ドリルは繰り返し練習をしておく必要がある項目でしょう。
桑田プロの理論は手打ち理論というイメージがあるかもしれませんが、
今回のS2の大事なところは”手を一切使わない”という点です。
アプローチのスイングにおいて、手を使ってスイングをするというのは様々なミスの要因になってしまうため、アプローチにおいてはボディターンのみでスイングを行います。
発展系のS3のスイングになって初めて、このボディターンスイングと、手打ちとを組み合わせてフルショットのスイングを作るというのがクォーター理論の肝なわけです。
まずは正しい下半身と上半身の使い方を覚えるためにも、このクォーターの動きをしっかりとマスターしていきましょう。